韓国に来る前、日本で「釜山外国語大学に一緒に行こう」と誘ってくれた友人がいました。韓国に来る1年前くらいからずっと、あのとき私は、家族と離れて外国で暮らす不安でいっぱいでした。ですが、日本にいた頃からお互いの国のお菓子や食べ物を送りあったりして行くうちに、こんなに良い友達が韓国にもいるんだ！ぜっったい会いたい！って思いました。「この子となら頑張れるかもしれない」と思えたのを覚えています。

実際に3月に韓国に来てから、彼女は「たくさん助けるからね」と言ってくれました。そしてその言葉通り、いやそれ以上に、本当にたくさん助けてくれました。家に招いてくれて、ご飯を一緒に食べたり、ご両親が私のために布団や生活に必要な物を揃えてくださったり…。さらには韓国に来てまもない私と一緒に誕生日パーティーも一緒にしてくれました！！その優しさが本当にうれしくて、言葉では言い表せないほど感動しました。

今でも私が寂しいときや困っているとき、何も言わなくてもそばにいてくれる。そのあたたかい行動のひとつひとつが、どれだけ心強かったか…。私はその姿にたくさん学びました。そして「私も、こんなふうに人を支えられる人になりたい」と何度も思いました。

あまりにも感謝の気持ちが大きくて、私の母と彼女のご両親でプレゼントを贈り合ったこともあります（笑）。それも今では、大切であたたかい思い出のひとつです。

最近、彼女が大学生活の中で少し疲れているように見えることもあります。社会に出る準備の中で悩んだり、不安になったりすることもあるのかもしれません。でも、私は彼女の心のやさしさやあたたかさは今も変わっていないと信じています。

今回の誕生日のときも、「一緒に家に行って誕生日パーティーしよ！」と言ってくれた彼女のそのひと言に、私はまた救われました。どんなときも変わらず、私を想ってくれるその姿に、胸がいっぱいになりました。

彼女は、私にとってただの友達ではありません。家族のように大切な存在です。これからもずっと、感謝の気持ちを忘れずに、大切にしていきたいと思っています。

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